朝が嫌いだから夜寝たくない話

初めて訪問する方へ。うつ病時代のまとめ「社内ニートでうつ病になり休職のまま退職したサラリーマン時代のブログ」にて初めの記事から読むことができます。

僕が新人として働き出して数ヶ月たった頃から、朝になるのが嫌で夜寝たくないと思うようになりました。その結果、ほぼ毎日遅刻するようになりました。

理由は簡単です。仕事が上手くいかないからです。

その結果、毎晩3時30分くらいまで起き、朝起きるのは8時30分とぎりぎりになり、出社はいつも9時を過ぎていました。

その頃の僕の生活を紹介します。

会社での情けない僕

会社での僕は情けない新人でした。人と話すことさえできずわからないことを相談できない、雑談すらできない、コミュニケーション能力ゼロ人間。

プロジェクトメンバーの中で一番担当量が少ないにも関わらず進捗が悪く、毎晩のように3時間ほど残業をするものの、進捗率を戻せない仕事能力ゼロ人間。

こんな僕だったので、毎日が辛かったです(詳細は「仕事ができない奴ほど残業するという話は正しい!と実感」にて)。

僕の退社後の過ごし方=酒

20時30分頃に退社し地下鉄に乗って家に帰ると、近所にあるコンビニでほぼ同じものを購入していました。

  • 弁当
  • つまみ
  • 5,6本の缶チュウハイやビール

家に帰宅すると21時くらいになっていて、そのお酒を飲みながら夕食をして、酒を飲みながら考えることは以下のようなことばかりでした。

  • あのときの会話にこう答えたらよかったんじゃないか?という後悔
  • 明日も話しかけられたらどうしよう?という不安

酒に酔ってくると考えることが・・・。

  • 自分が冗談を言ったりして、ちゃんとコミュニケーションをとり、プロジェクトで活躍している想像。
  • 今のコミュニケーションが取れず、仕事も思うようにできていない自分の情けない現実。
  • ここまで育ててくれた親に申し訳ないという気持ち。

家に帰っても、考えることは会社での自分の振る舞いや会社の出来事ばかりで、心休まることがありません。

就寝時間が遅くなり、早く寝ればよかったという後悔

寝たらすぐに朝になってしまう

酒に酔ってそのまま寝るということはほとんどありませんでした。なぜなら、ぼんやりテレビを見ながら一つのことだけを考えているからです。

「明日が来るのが嫌だな」

今、寝てしまうと、起きた時には明日の朝になっています。寝ている間は意識がないため、時間を感じません。寝てしまえば一瞬で朝になってしまいます。それが嫌で嫌で仕方なかったです。

「明日の朝になってしまえば、会社に行かなければならない。」

朝が来ないようにするには?

嫌いな朝がすぐに来ないようにするにはどうすれば良いのか?

僕が選んだのは、寝る時間を遅くするということでした。

そういう訳で、毎晩、毎晩、3時から3時半くらいまで起きるようになります。

毎日遅刻するようになる

3時半に寝て、朝の8時20分に起きる。10分で準備して、地下鉄に乗って会社に行けば、始業の9時に間に合う。それが僕の朝のスタイルでした。

5時間も寝れば十分と言う人もいますが、僕にはあまり十分ではなかったみたいで朝8時20分に起きるという習慣は、だんだん遅れるようになりました。

起床が8時25分になり、8時30分になり・・・。

ただでさえ始業9時にギリギリに駆け込んでいたのに、起床時間が遅くなったことで僕は出社時間に間に合わなくなりました(僕の会社は結構遅刻する人が多い会社だったので、遅刻自体はそこまで注意されませんでした)。

意味のない早起きへの決意

でも、すごく眠たかったです。

毎晩酒を飲んでいることや3時過ぎまで起きているせいもあって、睡眠の質が悪くなっているのでしょう。

「今日こそ、酒は飲まずに、日にちが変わる前に寝る!」

そんなあまり意味のない決意を出勤の地下鉄車内でしていたものです。朝は決意できても、退社後はいろいろなことを考えたり感じてしまい、寝られません。

  • その日あった嫌な出来事を思い出す。
  • 明日どんなことが自分に降りかかって来るのかという不安。

これらから逃げるには、酒を飲み酔っ払うしかなく、寝てしまうと明日の朝が来るので、できるだけ遅い時間に寝るという生活を続けるしか解決策がありませんでした。

僕はおかしい!と少しだけ思うも・・・

そんな訳で不安から逃げるために酒を飲み、夜遅くまで起きる生活をし続けるだけで、何をどうしたらいいのかわからない生活をしていました。

さすがに「僕おかしくないか?」と思いましたが、サラリーマンはこれが普通だろう、みんなこれを耐えているんだ!と思っていました。

その普通に僕は耐えなければ今後生きていけない。この程度で負けてはいけないのです。

おしまい。